あらすじ
(注:ネタバレあり)
ジェニーは妹のレベッカの結婚式の準備に忙しい。
デブの自分より先に結婚する美人の妹レベッカを笑顔で送り出そうと努力するジェニーだが、式の当日レベッカの元ボーイフレンドのマーレイに間違えて電話をしてしまい、彼にレベッカが結婚することがバレて大騒動が始まる。)
レ ベッカの選んだのは、キリスト教徒のブライアン。彼の両親もまだ若いブライアンが何故よりにもよってユダヤ系のレベッカと結婚に急いだのか、と残念がって いる。実はレベッカもブライアンもゲイで、二人ともそれぞれ花嫁、花婿の付き添い役のグレッグとアニーと恋人同士だった。ブライアンには、ちゃんと女性と 結婚するまでは 入ってこない彼の祖父の遺産があったため、レベッカと結婚すれば入るお金でグレッグと幸せになろう、という企みだったのだ。
ところが、二人ともゲイだったことが結婚式の途中で皆にバレてしまう。せっかくの式が台無しになってしまいガックリしたジェニーに、マーレイは「実は小さい頃からジェニーが好きだった」と告白し、そこで彼らの結婚式が早急に行われることになり、めでたし、めでたし。

上演時間:1時間40分(休憩なし)
シアター情報:
Brooks Atkinson Theatre
256 West 47th Street
New York, New York 10036
Photo by Andrew Eccles
舞台セット ★★★☆☆
作詞作曲 ★★★★☆
振り付け ★★★☆☆
衣装 ★★★☆☆
照明 ★★★☆☆
It Should Have Been You(上演終了) 作品レビュー
ユダヤ系アメリカ人のレベッカの両親は、実は娘の元ボーイフレンドのマーレイに娘婿になってほしかった、というところから、タイトルの『It Shoulda Been You』というタイトルがついているミュージカル・コメディ。(ShouldaはShould haveの口語 )