オー、ハロー オン・ブロードウェイ OH, HELLO ON BROADWAY(上演終了)
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ケーブル・チャンネルのコメディ・セントラル局で“Kroll Show, Too much tuna”という番組のコントを書いて演じていることで知られている作家 / コメディアン / 俳優 /プロデューサーである多才な30代のニック・クロールとジョン・ムレイニーが、ついにブロードウェイに登場した。
舞台には番組の“Too much tuna”のコントと同名のジョージとジルとして出演。小説家と俳優をそれぞれ目指しながら、全くうだつが上がらない二人。そんな破れた夢を背負って、お互いの傷を舐め合いながら、ゲイでもないのにニューヨークのアッパーウエストに一緒に暮らす様子を、ユーモアたっぷりに即興も混ぜて見せる。
毎回、その日に客席に来ているセレブをステージに連れ出すのも目玉になっているが、ニューヨークらしいジョークが連発され、観客は最初から最後まで笑い通しだ。その雰囲気は楽しいが、日本から来たばかりだと、その内容やジョークは解りにくいかもしれない。
Nederlander Theatre
208 W. 41st St.
New York, NY
尺:1時間40分 (休憩なし)
舞台セット ★★★☆☆
衣装 ★★★☆☆
照明 ★★★★☆
Photo©Peter Yang
Photo©Joan Marcus
Photo©Joan Marcus