オフ・ブロードウェイ

Buena Vista Social Clubブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

ガーナ系アメリカ人劇作家ジョセリン・ビオのコメディータッチの新作で、以前このブログにも書いたオフの戯曲『Our Dear Dead Drug Lord』を担当したホイットニー・ホワイトが演出している。劇場に入ると、あらゆるアフリカのブレイディング(三つ編み)のスタイルが舞台幕に描かれているのが目に飛...[Read More]

Hell’s Kitchen ヘルズ・キッチン

今シーズンになって、制作費が2千万ドル超の2作品のミュージカル『ワンス・アポン・ア・ワン・モア・タイム』と『ヒア・ライズ・ラブ』が、相次いで開き、そして短命に終わった。そんな劇場街において、先日オフ・ブロードウェイで大絶賛の中で上演を終えたのが、ミュージカル『ヘルズ・キッチン』だ。グラミー賞に15回...[Read More]

The Best We Could〜 a family tragedy〜 訳:精一杯やった〜ある家族の惨事〜

新人脚本家エミリー・フェルドマンの戯曲。米国における熟年層、コンプライアンス、大人になりきれない若者、家庭内の世代の壁といった諸問題に正面から取り組んでいる。観客はサブタイトル「〜ある家族の惨事〜」を見て心の準備をしていた筈だが、始まってみるとコメディータッチの作風によって終始笑いに引き込まれ、楽し...[Read More]

Fat Ham ファット・ハム

6月には、トニー賞授賞式をもってブロードウェイはシーズンを締めくくり、今度はオフ・ブロードウェイの小劇場で様々な舞台が幕を開き、ニューヨーク演劇界の夏が本格化する。やっと劇場の感染対策の規制は緩和され、ワクチン接種証明の提示やマスク着用義務の撤廃も進んで、パンデミック前の状態に近い夏を久々に迎えてい...[Read More]

Endgame エンドゲーム

『ゴドーを待ちながら』で知られるノーベル賞作家サミュエル・ベケットによる1957年の不条理劇『エンドゲーム』が、オフ・ブロードウェイで演じられ賞賛された。題目の『エンドゲーム』は、チェス用語で使われる『終盤戦』のことらしい。

Merrily We Roll Along 愉快に転がろう

ミュージカル界の巨匠ソンドハイムの『Merrily We Roll Along』(愉快に転がろう)は、不思議な歌の魅力なのだろうか、何度もリバイバルされてきた。しかしその度に失敗を繰り返し、彼の作品中一番の失敗作と言われてきた。なぜ不評だったのか、なぞ解きをするドキュメンタリーまで制作されたほどだ。...[Read More]

I am Revolting 意訳:私は酷い有様 / 私は反乱を起こす

このアメリカ人脚本家グレーシー・ガードナーGRACIE GARDNERはブルックリン生まれで、まだ若いが多くの小さな賞を受けており将来有望と言われている。 劇に登場するのは、皮膚癌専門の医師と、研修医1人。および6、7人の患者らとなる。そして舞台は、医師が運営する医療クリニックの待合室となっている...[Read More]

Between the Lines 行間

人気小説家のジョディ・ピコーと当時まだティーンエイジャーだった娘のサマンサ・バン・リアーが、青少年を対象に書いた小説を原作としてミュージカルに仕立て上げたのが本作品となる(題名は同じ)。脚本を手掛けたのは子供向けの話を舞台化することで腕を奮ってきたチモシー・アレン・マクドナルド。監督はデズニーのミュ...[Read More]

Kinky Boots キンキー・ブーツ

2013年にベスト・ミュージカルも含めて6部門で受賞したミュージカル『キンキー・ブーツ』が、8月にオフ・ブロードウェイでスタートした。シンディー・ローパーの作詞作曲、ハーヴェイ・ファイアスタインの脚本になる。オンでは6年間約2500回以上の公演を続けたうえ世界ツアーも行い、日本では故三浦春馬がローラ...[Read More]

Harmony ハーモニー

自由の女神が一望できるマンハッタンの南端に位置するユダヤ人遺産博物劇場で3月下旬から上演されているのが、新作ミュージカル『ハーモニー』だ。1960年代から今日まで活動を続け「哀しみのマンディ」を始めとする多くのメガヒット曲で知られる歌手バリー・マニロウが作曲を手掛けていて、この春のニューヨーク演劇界...[Read More]

Kimberly Akimbo キンバリー・アキンボ

NYタイムズ紙が劇評家の推奨作品に選出し、タイムアウト誌が2021年の新作ミュージカルのベストと称え注目を集めた作品。通常の4~5倍の速さで老いていく平均寿命が16歳という早老症の病を抱えた女子高生キンバリー・レヴァーコのストーリーだ。

The Prayer for the French Republic プレイヤー・フォー・ザ・フレンチ・リパブリック

ずいぶん昔の話になるが第一次世界大戦の傷跡さめやらぬパリに、あるユダヤ人※1がピアノの店を開いた。それは1920年のことで、閉店が決まるのは2016年なので、実に96年間の長きに渡り、世代を重ねて繰り広げられるユダヤ人一族の話が、今回紹介する作品になる。ナチスからの迫害、フランス人からの冷遇を乗り越...[Read More]

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