ウォー・ペイント WAR PAINT
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WAR PAINTとは、アメリカン・インディアンが争いに出る前に顔に書いたり塗ったりする化粧のことを指すが、最近ではこれが俗語で女性の化粧のことを指すこともあるところからこの題名にかけている。
彼女たちの物語もすごいのだが、ヘレナを演じるパティ・ルポーンとエリザベスを演じるクリスティーン・エバーソールというトニー賞受賞歴2回の大物二人の夢のようなデュエットとソロが、何度も聴けるというのが素晴らしい。そして制作チームは、トニー賞で3部門を受賞した2007年のミュージカル『グレイ・ガーデンズ』の5人から成る。脚本ダグ・ライト(Doug Wright)、作曲スコット・フランケル(Scott Frankel)、作詞マイケル・コリー(Michael Korie)、演出マイケル・グライフ(Michael Greif)、編曲ブルース・コーリン (Bruce Coughlin)らが、また一緒に手を取り合って『War Paint』を創っただけあって、メロディがいい。
Nederlander Theatre
208 W. 41st St
尺:2時間30分(15分の休憩含む)
舞台セット ★★★★★
作詞作曲 ★★★★☆
振り付け ★★★★☆
衣装 ★★★★☆
照明 ★★★★★
総合 ★★★★★
©2017 Joan Marcus
©2017 Joan Marcus
©2017 Joan Marcus
©2017 Joan Marcus