The Girl with the Alkaline Eyes ガール・ウィズ・ザ・アルカライン・アイズ

The Girl with the Alkaline Eyes
ガール・ウィズ・ザ・アルカライン・アイズ

オフ・ブロードウェイ
The Girl with the Alkaline Eyes
ガール・ウィズ・ザ・アルカライン・アイズ
The Girl with the Alkaline Eyes ガール・ウィズ・ザ・アルカライン・アイズ

Chase Brock Experienceというダンスグループによるセリフ無しでストーリーを伝えていく、未来の人工知能AI を題材にしたスリラー・ダンス劇。 グループを指揮するチェイス・ブロックは2018年にオフ・ブロードウェイでヒットしたミュージカル『ビー・モア・チル/Be More Chill』や2011年に初演された『スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク/Spider –Man: Turn Off The Dark』の振り付けを担当しているが、今回は彼が演出家として手がける初めての長編ダンス劇である。タイトルは「アルカリ性の目を持った娘」という意味だが、この中に出てくるAIがアルカリ性の液体で出来た目を持ち、特殊な懐中電灯を当てると不気味にその目が光るので、普通の人間ではないことがわかってしまう。

あらすじ&コメント

ある日、ハイテクな研究所で秘密のAIプロジェクトを任されているやり手の技術者のオリバーは、見た目も中身も人間の女性そのもののような 人工知能AI のコーを完成させる。オリバーの上司のトロイは、コーに恋してしまい彼女を自宅に連れ帰るが、彼女を製作したオリバーには、不思議にもトロイが触れる彼女の皮膚の感覚までが感じられるのだった。トロイが横に寝てしまうと、コーはオリバーに吸い寄せられる様に彼を残して街に出てしまう。が、街には反AIグループが、懐中電灯を持ってAIを破壊しようと夜回りをしていた。コーはその一員に正体を見破られ機能を停止されそうになるが、反対に相手を倒してしまう。オリバーの研究所に逃げ込んだコーは、AI達を団結させて自分たちの権利を主張する様に奮い立たせる。その時、技術者オリバーは実は自分自身がずっとAIで、人間ではなかったことを知るのだった。

コー役は樫木由紀子というウエストエンドで上演された際のミュージカル『王様と私』、『ライオンキング』のドイツとオランダのプロダクションなどへの出演経験をもつ日本人のバレエ・ダンサー。

シナリオとオリジナル楽曲は、Eric Dietz。
ケーネギー・メロン大学卒で、『恋の手ほどき/Gigi』、『デイムズ・アット・シー/Dames at Sea』、『ブライト・スター/Bright Star』、『カム・フロム・アウェイ/Come From Away』などのブロードウェイ作品の音楽チームの1人として活躍した経験を持つ。
舞台装置は、Jason Sherwood。
『ビュー・アップステアーズ/The View Upstairs』でドラマ・デスク賞にノミネートされた経験をもつ。

衣装デザインは、ロレン・ショー/Loren Shaw。
『レストレーション・コメディー/Restoration Comedy』でドラマ・デスク賞にノミネートされた。
12/29/19

千秋楽:1月13日2019年

Beckett Theatre
410 W 42nd St

上演時間:70分

舞台セット:8
作詞作曲:8
振り付け:8
衣装:8
照明:8
総合:9

Photos by Michael Kushner Photography

Photos by Michael Kushner Photography

Photos by Michael Kushner Photography

Photos by Michael Kushner Photography

Lost Password