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第70回トニー賞授賞式
今年の司会はジェームズ・コーデン。１８歳の時、ミュージカルでステージに立ち、一行のセリフを読んだのが彼のデビュー。そして、2012年に『ワン・マン・ツー・ガヴナーズ』で、トニー賞の演劇主演男優賞に輝き、３７歳の今、俳優としてだけではなく、自叙伝も書き、コメディアン、プロデューサー、テレビ番組のホストなど、大忙しの人気のパーフォーマーだ。 第70回トニー賞は、１６ノミネートを獲得したミュージカル『ハミルトン』一色になったが、『プロデューサー』の１２賞受賞記録の更新はできなかった。
２０１６年、ドラマデスクの入賞作品と入賞者
6月５日には、タウンホールでドラマデスク入賞式が行われ、最優秀作品などが発表された。2016 DRAMA DESK AWARDS• 演劇作品賞 "The Humans" • ミュージカル作品賞 "Shuffle Along" • 演劇リバイバル作品賞 "A View from the Bridge" • ミュージカル・リバイバル作品賞 "She Loves Me" • 演劇主演男優賞 Frank Langella "The Father" • 演劇主演女優賞 Jessica Lange "Long Day’s Journey Into Night" • ミュージカル主演男優賞 Danny Bursting "Fiddler on the Roof" • ミュージカル主演女優賞 Cynthia Erivo "The Color ...[Read More]
The 2016 Drama Desk Awards Nominees Reception
ドラマデスクはブロードウェイだけを対象にしているトニー賞と違い、オフも対象にニューヨークのステージ作品のベストを評価する団体だ。 リスクの少ないオフでは新しいことが試されるので、毎年、劇場プロデューサー達はトニー賞だけでなく、ドラマデスクの結果にも注意を注いでいる。因みにここでオフとして現れた『ハミルトン』は、今年の２０１６年トニー賞最優秀作品受賞の第一候補だが、去年ドラマデスク新作ミュージカル最優秀作品として選ばれている。
『アリージェンス(Allegiance)』が2月4日にクローズする
去年11月に開幕したミュージカル『アリージェンス』が、 2月4日にクローズすることが本日（１／６／２０１６）発表された。３７回のプレビューを含め、１５０回の公演で上演打ち切りとなる。 絶賛するメディアの劇評に恵まれず、観客入場率も平均６０％と好調とはいえず）、今回の決断に至った。 今後は、米国内外でのツアー公演を検討しているそうだが、日系アメリカ人の歴史を描いた作品なので、こんなに早くに閉まってしまうというのは残念だ。 この興行的な失敗により、更にアジア人を題材にした作品への投資にプロデューサーが弱気になっていくことも予想される。 アリージェンス(Allegiance)のページへ→