スティーブン・キングの原作の映画でも有名な『ミザリー』だが、それを見た事がなかったので、ハラハラ続きのスリラーそのものだった。ブルース・ウィリスはアクション俳優として有名になっている為に、メディアの彼への評価は今イチだが、才能のあるいい俳優だといつも思う。
舞台は英国王室。政治にはあまり口を挟まず政府との調和を保ってきたエリザベス女王だったが、彼女の逝去後、 王座に即位したチャールズ三世は、長年続いた「王座についた暁には…」という想いが過ぎてか、時代錯誤の傾向がある様だ。ついつい政治に口を出してしまい、議会を通った報道規制法の承認に反対して、そこから政...[Read More]
『アリージェンス Allegiance』は「忠誠」という意味。ブロードウェイでも黒人やゲイの差別への反感を表現する試みが、あらゆる作品で観られる中、アジア人への差別について語られる作品は観た事がない。当時の 人々は、自分を差別視するアメリカという国に属するアメリカ人の自分と、日本人の自分の間でどれほ...[Read More]
2006年にトニーで、最優秀ミュージカル作品賞を受賞したもののリバイバル。10週間限定公演で、耳の不自由な 俳優が半数を占めるという革新的なアプローチをしている。斬新なこの作品は、大きな反響を呼んでおり、今後のブロードウェイの舞台にも なんらかの影響を及ぼすと思われる。若者達が思春期に、その繊細で傷...[Read More]
トニー受賞者マシュー·・ブロデリック、ジュリー・·ホワイト、アナリー・アシュフォードという3人の華麗なキャスト、やはりトニー賞受賞者ダニエル・サリバンの演出で、ペットと飼い主との愛情、そしてペットを飼う家ならよくある家族間での焼きもちや、公園での散歩の時間での出来事などを、コメディタッチで描いた心暖...[Read More]
『レ・ミゼラブル』でトニー賞受賞した演出家、ジョン・ケアード によるミュージカル。 ジーン・ウェブスターの名作「あしながおじさん」のミュージカル化で、2009年にカリフォルニアで初演され、それからカナダ、東京、ロンドンでも上演されている。 主演は、Megan McGinnis (Jerush)...[Read More]
Amazing Grace (アメージング・グレイス)という世界的に有名な賛美歌の作詞家、ジョン・ニュートンのセミ・フィクション伝記のミュージカル。 かなり装飾もあるらしいが、こんなにも有名な賛美歌の作詞家が、こういう人だったのか!という驚きや、それを知ったお得感もあった。舞台セットも16億円をかけ...[Read More]
『スリープ・ノー・モア』のクリエーターが、同じ趣向で挑戦して創作した観客参加型のディナー シアター。内向的な人や、ばい菌恐怖症の人には向いていないが、日頃抑制された人間関係の殻を破ってガーンと!と思っている人には、面白いかもしれない。楽しめるかどうかは、あなた次第。
元々はアリソン・ベクデルが2006年に出したベストセラー自叙伝漫画。2013年にオフ・ブロードウェイのミュージカルになり多くの賞を受け、ブロードウェイに進出することが決まった。今回トニー賞では12部門にノミネートされ、主演マイケル・セルヴェリスに始まる5部門で受賞した。
アカデミー賞にもノミネートされた『ネバーランド』を舞台化した新作ミュージカル。1904年初演の戯曲『ピーター・パン 大人になりたがらない少年』の劇作家ジェームズ・マシュー・バリーがピーターパンの物語を完成させるまでの経緯を描いたセミ・ドキュメンタリーもの。バリーピーターパンのモデルとなる少年との出会...[Read More]
10/30/03 から上演されているこのブロードウェイ・ミュージカルは、ハリウッドの大手映画会社ユニバーサルと数名のプロデューサーが約14億円を投資し制作された。 原作はグレゴリー・マグワイアによる小説『オズの魔女記』。 映画『オズの魔法使い』のお話は ドロシーがオズの国にやって来るところから始まる...[Read More]