Broadway Square

8

満足

The Book of Mormon

過激な社会風刺を描いた人気アニメ『サウスパーク』と、ヒットミュージカル『アベニューQ』のクリエーター達が長年かけて制作したブロードウェイ史上大ヒットコメディミュージカル。2011年の初演当初、記録的なチケットセールスで話題になった。 タブーと言われている宗教ネタを題材にした作品。アフリカのウガンダ北にある無法地帯の小さな村に派遣された二人の若いモルモン教徒の布教の葛藤がユーモアいっぱいに描かれている。トニー賞では9部門受賞した他、ドラマデスク賞やグラミー賞等、数多くの賞を受賞した。今だに若い人たちの間で非常に人気のある作品だが、日本人のユーモアセンスとは、多少違う部分があり理解するには難解な点が多い為、ブロードウェイで一作品だけミュージカルを観る予定の人には、あまりお薦め出来ない。

7

満足

Beautiful: The Carol King Musical

アメリカポップス界で数々のヒット曲を生み出し、生きる伝説とまで言われたシンガーソングライター、キャロル・キングの半生を描いたジュークボックス・ ミュージカル。彼女の楽曲でグラミー賞を受賞した『イッツ・トゥー・レイト』や『君のともだち』など、60年代、70年代のヒット曲の数々も含まれている。 2014年のトニー賞で7部門ノミネートされ、キャロル役のジェシー・ミューラー(オリジナルキャスト)が最優秀主演女優賞を受賞した。彼女のヒット曲を 聴きながら青年時代を過ごした年代の人や彼女のファンには、お薦めの作品。

7

満足

Aladdin アラジン

1992年に上映されたディズニーの名作映画『アラジン』の舞台化。大ヒットしたアラン・メンケン作曲の『ホール・ニュー・ワールド』に加え、舞台用に書き下ろした新しい楽曲も注目の作品で、2014年の3月にオープンした。 貧しいが純粋な青年アラジンは、身分の差を知りながらも王女ジャスミンに恋をしてしまう。その二人が結ばれる手助けをしてくれる魔法のランプから出てきた魔人ジーニーとアラジンの友情物語。役柄のキャラの描き方は深くないが、ディスニー作品だけあって、セットも豪華で見ごたえがあり、家族で楽しく観劇出来る。

The King and I (preview)

作品の紹介とあらすじ: イギリスで、英語教師として実際にタイを訪れたイギリス人女性マーガレット・ランドンが、フィクションの部分を取り入れながら自分の経験談を描いた「アン ナとシャム王」という小説を元にしてミュージカル化されたもののリバイバル。舞台の設定は1860年。シャム王の子供たちの英語教師としてイギリスから呼 ばれた未亡人のアンナが、シャムで絶大なる権力を持つ王様と衝突しながらも、お互いに尊敬し惹かれて行く様子が描かれている。しかし、元々好奇心が強く欧 州の文化をも取り入れようとするシャム王は、次第にアンナの主張するイギリスの個人の自由の尊重と、王様としての権限を執行して国の統制を保つ政治の二つ の矛盾する選択の中で自信を失い、最後にはその心身の疲労で死に至る。

The Visit(上演終了) 作品レビュー

スイスの作家フリードリヒ・デュレンマットの名作戯曲「貴婦人の訪問」のミュージカル版でブロードウェイ初演。

The Visit(上演終了)

ブロードウェイ・ミュージカルの大御所でトニー賞を2度受賞しているチタ・リヴェラの、最後の公演。暗さが魅力のミュージカル。

American in Paris(上演終了) 作品レビュー

映画の時代設定は1951年だが、これでは終戦直後の1945年から始まる。そのため冒頭では、食糧難に喘ぐパリの市民や、ナチスに協力したとして髪刈りなどのリンチを受けるフランス人女性なども描かれている。ユダヤ系アメリカ人のガーシュウィンの楽曲を使って創作されたジーン・ケリー主演のミュージカル映画として有名な『巴里のアメリカ人』の舞台化。この音楽は、アメリカだけでなく、ヨーロッパのクラシック音楽史に深く影響を及ぼしたガーシュウィン兄弟の代表作の一つである。

American in Paris(上演終了)

ガーシュウィンの楽曲を使って創作されたジーン・ケリー主演のミュージカル映画として有名な『巴里のアメリカ人』の舞台化。振り付けはバレエが基調で、セットも含め、品のいいオシャレな作品

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