ブロードウェイの演劇

Torch Song トーチ・ソング(失恋を扱った感傷的な歌の意)(上演終了)

作者はアメリカン・シアターの殿堂入りも果たしたハーヴェイ・ファイアスタイン。かの有名なミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール/La Cage aux Folles』(1984)でも脚本賞を受賞し、同じくミュージカル『ヘアスプレー』(2003)では 主演男優賞を受賞。ちなみに ミュージカル作品賞を受...[Read More]

Bernhardt/Hamlet ベルナール / ハムレット(上演終了)

フランスの大女優サラ・ベルナール/Sarah Bernhardtが、シェークスピアの『ハムレット』のタイトルロールに挑戦する背景にあったその苦悩と強い意志を描いた作品。サラ・ベルナールはフランスで生まれ、1800年代の後半に世界5大陸を股にかけて活躍したユダヤ系の実存した大女優だ。舞台は1899年。...[Read More]

Straight White Man 異性愛者の白人男性(上演終了)

2014年にオフで初演された芝居だが、今回はリバイバルでオンでの上演。冒頭で照明が暗くなると、メッキテープのカーテンの前に男性とも女性ともつかない二人が出てきて、トランスジェンダーについて短く話し、本編に入っていくという不思議で挑戦的な始まりだ。この二人は、実際にLGBTコミュニティの中では名前が通...[Read More]

Admissions 入学願い(上演終了)

名門高校長のビルとその高校の入学事務所長を務めるシェリーは、白人夫婦だ。そして二人にはその高校で進学をひかえる優秀な息子、チャーリーがいる。物語はこの3人を軸に繰りひろげられる。 舞台は入学事務所長のオフィスから始まる。シェリーと編集担当者は、入学案内に載せる写真を吟味している。今度の新入生の...[Read More]

Harry Potter and the Cursed Child ハリー・ポッターと呪いの子

未だかってこれ程注目を浴びた芝居はなかっただろう。ハリー・ポッターシリーズの最後巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』が出版されたのは2007年。映画シリーズでその二部作がリリースされたのは、2011年夏。それから7年を経て、漸くブロードウェイに上陸した『ハリー・ポッターと呪いの子』に、アメリカのポッタリ...[Read More]

Lobby Hero ロビー・ヒーロー(上演終了)

タイトルを直訳すると「ロビーの英雄」となる。作品を観れば皮肉に満ちたタイトルになっていることに気付くだろう。今回の上演では脚本家ケネス・ロナーガンの描く複雑な人間の内面を、いずれも名の通った、あるいは注目を浴びている4人の俳優が演じきっている。 脚本家ケネス・ロナーガンが脚本を書いて監督もした...[Read More]

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