1960~1970年にかけて次々とヒットを出し続けたモータウンのスーパーグループ、テンプテーションズの歴史とヒット曲を紹介していくジュークボックス・ミュージカル。1988年に出版されたグループの創立者オーティス・ウィリアムズの自叙伝『テンプテーションズ』が基礎となっている。最初はデトロイト界隈のクラ...[Read More]
2015年に米ニュージャージー州で初演され、『Michael in the Bathroom』という楽曲がユーチューブを通して10代の若者の心を捉え一躍有名になった『ビー・モア・チル』は、心に傷を抱えた高校生の青春物語をコメディータッチで描いたミュージカル。2018年にオフ・ブロードウェイでオープン...[Read More]
「回転木馬」、「王様と私」と名作を続けて世に出したロジャースとハマースタインは、1943年、リン・リグズの戯曲をミュージカルに仕立てた。この作品「オクラホマ」は当時、4.80ドルで売り出したチケットにプレミアがつき、50ドルにまで高騰したという。ブロードウェイ史上初の大ヒットだ。1948年の終演まで...[Read More]
半世紀以上ヒットを出し続け「ポップスの女神」と呼ばれている歌手シェールの生涯を描いたミュージカル作品。現在72歳のシェールは1965年の「アイ・ガット・ユー・ベイブ」以来、35曲のスマッシュヒットを出し続け、60年間全力を挙げて芸能界の常識を破り続け、その境界線を押し出して大衆文化にまで大きな影響を...[Read More]
1933年の映画で世界中に反響を巻き起こして以来、1976年、2005年とリメイクの映画が作られ、日本でも1962年に『キングコング対ゴジラ』が制作されるなど、世界のキングコングへの思慕は深いものがある。今回は初めての舞台版で、2013年オーストラリアのメルボルンで初公開後、何度も創作チームの入れ替...[Read More]
例年のブロードウェイでは新しくオープンする作品が少ないこの時期だが、期待の募る大作が幕を開けた。1990年の大ヒット映画をミュージカル化した『プリティ・ウーマン』だ。原作映画では、当時売れっ子だったリチャード・ギアの魅力と、無名のジュリア・ロバーツ)が創り上げた売春婦ヴィヴィアンのキャラが化学反応を...[Read More]
1945年に初演されて絶賛を浴びた『回転木馬』が、ブロードウェイで5度目のリバイバルとして始まった。ロジャース&ハマースタインのゴールデンコンビが制作して、アグネス・デ=ミルが振り付けたこの作品は、当時、それまではほとんどなかったバレエ・シーンを導入。ダンスの役割を全面に出してセンセーションを巻き起...[Read More]