オフ・ブロードウェイ

On a Clear Day You Can See Forever 晴れた日に永遠が見える

日本でも上演されたことのあるミュージカル『晴れた日に永遠が見える』について、米演劇関係者の多くが「音楽は素晴らしいのに…」と口籠る。バーバラ・ストライサンド主演による映画版もあり知名度の高い同作品だが、1965年の初演も含めて、これまでヒットしたことがない。そんな曰く付きのミュージカルが規模を縮小し...[Read More]

Miss You Like Hell 死ぬほど、会いたい

上演劇場がオフ・ブロードウェイのパブリックシアターという事実だけでも期待が募る新作。同じ劇場での上演を経てブロードウェイの大劇場に昇格したミュージカル『ハミルトン』と『ファン・ホーム』が、過去3年のトニー賞でいずれも最優秀ミュージカル作品賞を獲得していることが記憶に新しいからだ。 残念ながら今回は...[Read More]

魔法を信じよう Believe in Magic

ニューヨークのタイムズスクエア、42丁目にある室内装飾の美しい劇場 The New Victory Theaterは、1900年に作られた。しかし初演当時からの伝統が現在まで続いてきているわけではない。100年間のあいだオーナーや劇場名は代り続け、演じられる内容も映画や大衆劇場など様々だった。しかし...[Read More]

イリリア Illyria

実在したアメリカのプロデューサー/演出家のジョセフ・パップ(Joseph Papp)を描いた戯曲で、オフ・ブロードウェイのパブリック・シアターで上演されている。パップは、ニューヨークで舞台芸術に触れる機会のない人達が、シェイクスピア作品などの舞台を無料で観られる公共劇場を60年前に造ろうとした。 こ...[Read More]

ゴッホの耳 Van Gogh’s Ear

Closed: 9/10/2017。音楽劇というよりも、ゴッホをイメージした贅沢な音楽コンサートの様だった。ステージ上手はゴッホの有名な絵画に描かれた椅子のある部屋があり(2幕ではそこが精神病棟に変わる)、反対側の下手には弟テオ家の暖炉がある。舞台背面からは何本かの幅広の白い布が演上にまでひた垂れ、...[Read More]

プライバシー PRIVACY(上演終了)

(閉演)スノーデンによって話題になった個人情報保護の問題を取り上げたオフ・ブロードウェイの作品。 スマートフォンを始めとする、あらゆるソーシャルメディアとつながる人々の情報が、 いかに簡単に手に入る時代になっているかを訴える。観客も入れ込んだオフならではのアプローチが面白い。

セーフ SAFE(上演終了)

舞台はニューヨークのマンハッタン。16歳で肥満体型のニーナは母親がアル中で入院したため、6ヶ月以上会っていなかった父親に引き取られた。 ところが、出張が多い父親はニーナを一人残して、何日間も戻ってこない。そんな彼女のたった一人の友達は、クラスメートで拒食症のために精神科医に通うリズ。彼女は彼女で、イ...[Read More]

キッド・ビクトリー KID VICTORY(上演終了)

90分という短い上演時間のオフ・ブロードウェイのミュージカル。セットは天井近くに小さい窓しかない地下室の無人の部屋。冒頭、一旦舞台が暗くなり、その後薄暗い照明が入ると、 若い青年が両腕を鎖に繋がれて壁にもたれている。そんなショッキングな光景の地下室の扉が突然開いて、そこから出演者が4、5人走って出て...[Read More]

Daddy Long Legs ダディ・ロング・レッグズ(足ながおじさん)(上演終了)

『レ・ミゼラブル』でトニー賞受賞した演出家、ジョン・ケアード によるミュージカル。 ジーン・ウェブスターの名作「あしながおじさん」のミュージカル化で、2009年にカリフォルニアで初演され、それからカナダ、東京、ロンドンでも上演されている。 主演は、Megan McGinnis (Jerush)...[Read More]

Queen of the Night クイーン・オブ・ザ・ナイト(上演終了)

『スリープ・ノー・モア』のクリエーターが、同じ趣向で挑戦して創作した観客参加型のディナー シアター。内向的な人や、ばい菌恐怖症の人には向いていないが、日頃抑制された人間関係の殻を破ってガーンと!と思っている人には、面白いかもしれない。楽しめるかどうかは、あなた次第。

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