第二次世界大戦中、連合軍によるシチリア侵攻を成功に導くために英国保安局が実行した奇策、「ミンスミート作戦」は、英国将校に偽装した遺体に偽の極秘文書を持たせるという、大胆不敵な計画だった。この史実に目をつけた4人組の劇団グループSplitLip(スプリット・リップ)は、2018年にロンドンの小劇場(ニ...[Read More]
20世紀のジャズ界を変えた巨匠、ルイ・アームストロングのジュークボックス・ミュージカル『Wonderful World: Louise Armstrong Musical』が、2月23日に開幕した。初期の活動から60年を経て国際的なスターに成長するまでの人生を描き、タップダンスをふんだんに取り入れた...[Read More]
ニューヨークで二人の弁護士が立ち上げた個人傷害法律事務所が、膨大な利益を出していたにもかかわらず、たった20年後には完全な破局に至るというミュージカル・コメディーだ。この二人は実在した弁護士で、2000年の始めに自らジングルを作り、さらにそれに出演もした。そのテレビコマーシャルは、電話番号を歌詞の中...[Read More]
ミュージカル『RENT』の作詞・作曲家として知られるジョナサン・ラーソン。35歳の若さで急逝した彼の未発表の楽曲を披露するのが、この春にオフ・ブロードウェイで上演されたミュージカル『ジョナサン・ラーソン・プロジェクト』だ。
ロバート・ゼメキス監督による1992年の同名映画を舞台化したのがミュージカル『永遠に美しく…』。近年のブロードウェイで最も高額な3千150万ドルの巨費が投じられた大作がどう評価されるかには自ずと関心が集まった。急激なインフレは演劇界でも起こっており、制作費が高騰の一途を辿っていることもあるが、ミュー...[Read More]
映画『アナと雪の女王』の『レット・イット・ゴー/ ありのままで』を歌ったイディナ・メンゼルが主演するミュージカル『REDWOOD:レッドウッド(訳:セコイアの木)』がブロードウェイで始まった。1996年にミュージカル『RENT:レント』でモーリーン役を務めてトニー助演女優賞にノミネート、2003年に...[Read More]
アーサー・ローレンツ脚本、ジューリー・スタイン作曲、スティーブン・ソンドハイム作詞という錚々 (そうそう) たる名士達によるミュージカル『ジプシー』が、1959年の初演から数えると6回目となるブロードウェイでのリバイバル迎えた。この物語は、実存のバーレスク・エンターテイナー*、ジプシー・ローズ・リー...[Read More]
2016年に韓国ソウルで初演されたミュージカルで、批評家からの絶賛に勢いを得て、日本の日比谷シアタークリエ、米国アトランタのアライアンス・シアターで上演され、満を持して2024年、ブロードウェイにやってきた。脚本と作曲はアメリカ人ウィル・アロンソン、また脚本を共同執筆したヒュー・パークは視覚芸術を学...[Read More]
ブロードウェイでは7年ぶりで、2度目のリバイバルとなるアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲の『サンセット大通り』。今回は、ウエストエンドで上演され、2024年のローレンス・オリビエ賞でリバイバル作品賞も含め同年最多の7部門を受賞したプロダクションの引っ越し公演となる。作品を解体し新たな解釈を加えながら...[Read More]
大ヒットした映画『バービー』でタイトルロールを演じたハリウッド女優のマーゴット・ロビーが惚れ込み、プロデューサーとして名乗りを挙げたことで初演が実現したのがミュージカル『ビッグ・ゲイ・ジャンボリー』。“ゲイの大祭典”などと訳せるタイトルからも自ずと察しがつくように、徹底して笑いを提供することに拘った...[Read More]
未だ10代だったS.E.ヒントンが、自身の住むオクラホマ州タルサを舞台に書いた小説 『アウトサイダー』は、当時同世代の若者の間で絶大な支持を得た。かれこれ60年ほど前の話だ。その後1983年にF・コッポラ監督で映画化され、後に有名になる多くの若手俳優がそこでデビューを果たした。そしてこの4月、アンジ...[Read More]
ヨーロッパのファシズムが拡大し、世界が混沌としていった時代を生き抜いた女性肖像画家の一生を描いたミュージカル。その主人公、タマラ・ド・レンピッカの名は知られていない。しかしその絵には見覚えがある筈。ロシアで何一つ不自由なく生活していたレンピッカはある時、突然難民となる。しかし貧しい暮らしの中で創作活...[Read More]